【リオ五輪中止!?】破産状態・非常事態宣言・深刻な準備不足→本当に開催可能?

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リオ・オリンピック

Photo by Vector Open Stock

2016年8月5日開催のリオデジャネイロオリンピック。南米初のオリンピックとして世界中の期待が高まっているなか、ここまで来て開催できないかもしれない事態に陥っていることが判明。

地元リオデジャネイロ州は2016年6月17日、深刻な財政危機に陥っており、五輪とパラリンピック開催の「義務を果たすことができない」と発表。非常事態宣言を行いました。

一体なぜ、こんな事態に陥ってしまったのか?

 

  • リオ州ってどんなところ?
  • 非常事態宣言とは?
  • 破産してしまった理由
  • 「巨大なトイレ」セーリングとトライアスロン開催場所がヤバい
  • リオ五輪は開催できるのか?

などを中心にお伝えさせていただきます。

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リオデジャネイロ州ってどんなところ?

  • ブラジルにある26の州の一つ
  • リオデジャネイロ州はブラジル南東部大西洋沿いに位置する
  • 人口は約1千6百万人
  • ポルトガル語が公用語
  • 石油産業が主な収益源となっており、海外への輸出も行っている
  • 毎年2月に開催されるリオのカーニバル
  • コルコバードルの丘にある30mのキリスト像が有名

コルコバードの丘 キリスト像

 

非常事態宣言ってどんなもの?

非常事態宣言(ひじょうじたいせんげん)とは、国家等の運営の危機に対し緊急事態のための特別法を発動することである。

対象には武力攻撃、内乱、暴動、テロ、大規模な災害などのほか、鳥インフルエンザやAIDSなど疫病もある。措置には警察・軍隊など公務員の動員、公共財の徴発、法律に優位する政令の発布、令状によらない逮捕・家宅捜索などを許す事の他、報道や集会の自由など自由権の制限である。

wikipediaから引用

 

こうした非常事態が財政危機で宣言されるのは前代未聞のこと。

緊急事態を宣言したリオ州に対し、ブラジル連邦政府は議会の事前承認なく資金が出せるため、その援助を受けやすくするために宣言を出したとみられています。

 

リオ州が破産状態になった理由

2014年から急激に失速し始めたブラジル経済。2015年の経済成長率は−3.8%。成長を続けて来たブラジルにとって25年ぶりの悪い数字となりました。

2016年も改善される見通しはなく、ブラジル経済は下降し続けている状況です。

なぜ、このような事態に陥ってしまったのか?

 

①.資源価格の下落

石油産業が主なブラジルにとって世界的な原油価格の下落は大きなダメージとなっています。

参考:原油価格が大幅値下がり=ブラジル経済に吉か凶か=世界のこれからに注目!

資源に頼り切りで他の産業が育っていなかったことも大きな要因です。

 

②.ブラジルの国営石油会社ペトロブラスの汚職事件

ブラジルの政権を脅かす事態になった「大規模汚職事件」の発覚。

ブラジル最大の国営石油会社ペトロブラス社のプロジェクトを請け負った企業が金額を水増して受注し、その水増しした金を政治家に渡していた事件です。

 

この汚職事件の発覚で当然ペトロブラス社の業績は低迷することになりました。

 

さらには、現職だったルセフ大統領の政権や前大統領にも汚職の疑惑が上がり始め、リオ・オリンピック中に正規の大統領が不在となることがほぼ確定しています。

参考:リオ五輪前に揺れるブラジル政界。ルラ前大統領に汚職事件の捜査の手

弾劾目前で最大の窮地に陥るブラジルのルセフ大統領

IOCもキレた(怒)! リオと韓国のオリンピック開催がヤバい..!

 

これらの要因があって、ブラジルは税収が大幅に落ち込み、「このままではオリンピック開催・運営の責任を果たせない」と訴えたはじめたというわけです。

現にリオ州では約190億レアル(約5700億円)の財政赤字状態。州職員・警察官・教師など公務員の給料を払えない状況が続いており、五輪会場への重要なアクセスとなる地下鉄の建設工事も大幅に完成が遅れています。

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「巨大なトイレ」セーリングとトライアスロン開催場所の水汚染がヤバい

リオ五輪の競技にはセーリングやトライアスロンなども含まれているわけですが、開催予定場所のグアナバラ湾は水質汚染がヤバすぎる状態です。

「巨大なトイレ」「リアルの便所」と称されるグアナバラ湾には1200万人の生活排水約7割が流れ込んでいて、人体に有害な細菌が確認されたり、犬・猫の死骸や魚の死骸、多種多様なゴミが所狭しと浮かんでいる状態。

参考:リオ五輪会場のグアナバラ湾は「ガチで便所」レベル?

ヨットはまだしも、落ちたり泳いだりしたら絶対に変な病気にかかるレベル。ゾッとしますね…。

 

当初は「この水質を80%浄化する」と宣言していた五輪組織委員会もすでに困難であることを表明。それでも「大会開催までに60%まで浄化される」と自信満々らしい。(ホントかよ…)

例え60%浄化されても約半分は汚いまま。こんなとこで開催して選手達の体は大丈夫なのでしょうか?

 

リオ・オリンピックは開催できるのか?

問題だらけのリオ五輪。果たして本当に開催できるのか?と疑問ですが、「南米初」の威信を保つためにもブラジル連邦政府からの援助が入り、開催自体は行われることと思います。

 

しかし、汚職問題の発覚や景気の悪化に怒っているブラジル国民達をさらに刺激することになり、さらなる暴動に発展する可能性も高いです。

ただでさえリオデジャネイロは治安の悪い場所ですので、現地での観戦や観光に行く際は充分に注意し、なるべく複数人で行動するように気をつけてください。

【治安情報】リオデジャネイロ 緊急連絡先・防衛策など

 

2020年東京オリンピックでも

  • ロゴパクリ問題
  • 国立競技場建設費膨らみすぎ問題
  • 国際オリンピック委員会関係者への裏金招致問題

など、様々な黒い問題が巻き起こってきました。

もはやオリンピックは「平和なスポーツの祭典」ではなく、「とにかく金がかかり、国民に恩恵は薄く、一部の権力者達だけが得をする汚職の祭典」と言えるかもしれませんね。

>>2016リオ五輪競技種目別スケジュール

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