【村上春樹】ノーベル賞落選…それでも「スゴイ」と思える名言に胸が熱くなった

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村上春樹 ノーベル賞

「村上春樹のスゴさは作家としての精神」

毎回のようにノーベル文学賞候補にノミネートされ、

日本中から期待されながら、

結局2016年も落選してしまった

日本を代表する小説家

村上春樹(むらかみはるき)

 

多くのメディアやハルキストと呼ばれる

熱狂的なファンたちが落胆する中、

 

「ノーベル賞受賞なんてどうでもいい!」

って思えるくらいにカッコいい

村上春樹の名言を見つけてしまったのです!

 

今回は、

  • 村上春樹ってどんな人物?
  • 村上春樹の代表作
  • 村上春樹の最高にカッコいい名スピーチ

などをまとめてみました。

 

作家の想いを知ることで

作品はもっと、

面白くなるんです。

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村上春樹ってどんな人物?

名前:村上春樹(むらかみはるき)

生年月日:1949年1月12日(2016年時点67歳)

出身地:京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市育ち

職業:小説家・翻訳家

出身校:早稲田大学第一文学部映画演劇科

 

来歴

  • 両親はともに国語教師。その影響で読書家に育つ。
  • やがて両親が話してくる日本文学にうんざりし、欧米翻訳文学に傾倒(反抗期?w)
  • 大学在学中は映画の脚本を読み漁り、映画のシナリオなどを執筆。映画脚本家を目指していた。
  • 大学はほとんど行かず、レコード屋でアルバイト⇒ジャズ喫茶に入り浸り
  • 大学生在学中、ジャズ喫茶「ピーター・キャット」を自身で開業。(以前飼っていた猫の名前らしいw)
  • 1971年、大学在学中に学生結婚
  • 1978年、明治神宮球場で野球観戦中、ヤクルト先頭打者デイブ・ヒルトンが2塁打を打った瞬間に小説を書くことを思いつくw
  • 1979年4月、『風の歌を聴け』で第22回群像新人文学賞を受賞。この作品は芥川賞候補にも選ばれた。
  • 1985年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』発表、第21回谷崎潤一郎賞受賞。
  • 1987年、「100パーセントの恋愛小説」『ノルウェイの森』が上下430万部を売る大ベストセラーに!
  • 1997年3月、地下鉄サリン事件の被害者へのインタビューをまとめたノンフィクション『アンダーグラウンド』刊行。それまでの内向的で社会に無関心な作風から一転、社会問題を真正面から題材にしたことで話題に。
  • その後も数々の名作を発表、代表作が映像化されたりしている。

 

映像化された『村上春樹』作品まとめ【ネタバレ有】

参考:村上春樹 wikipedia

村上春樹の代表作

『風の歌を聞け』(1979年)

 

『羊をめぐる冒険』(1982年)

 

『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』(1985年)

 

『ノルウェイの森』(1987年)

 

『ねじまき鳥クロニクル』(1994年・1995年)

 

『アンダーグラウンド』(1997年)

 

『海辺のカフカ』(2002年)

 

『1Q84』(2009年・2010年)

 

 

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村上春樹の最高にカッコいい名スピーチ

 今からご紹介する発言は

2008年2月15日、エルサレム賞受賞の際のスピーチで

村上春樹さん自身が発言された内容です。

真実をお話しします。

 

日本で、かなりの数の人たちから、

エルサレム賞授賞式に出席しないように、と言われました。

 

出席すれば、私の本の不買運動(ボイコット)を

起こすと警告する人さえいました。

 

これはもちろん、ガザ地区での激しい戦闘のためでした。

 

国連の報告では、封鎖されたガザ市で1000人以上が命を落とし、

彼らの大部分は非武装の市民、

つまり子どもやお年寄りであったとのことです。

 

受賞の知らせを受けた後、私は何度も自問自答しました。

このような時期にイスラエルへ来て、

文学賞を受けることが果たして正しい行為なのか、

 

授賞式に出席することが戦闘している一方だけを

支持しているという印象を与えないか、

圧倒的な軍事力の行使を行った

国家の政策を是認することにならないか、と。

 

もちろん、私の本がボイコットされるのは見たくはありません。

 

しかしながら、慎重に考慮した結果、

最終的に出席の判断をしました。

 

この判断の理由の一つは、

実に多くの人が行かないようにと

私にアドバイスをしたことです。

 

おそらく、他の多くの小説家と同じように、

私は人に言われたことと

正反対のことをする傾向があるのです。

 

「行ってはいけない」「そんなことはやめなさい」と言われると、

特に「警告」を受けると、

そこに行きたくなるし、やってみたくなるのです。

 

これは小説家としての私の「気質」かもしれません。

 

小説家は特別な集団なのです。

 

私たちは自分自身の目で見たことや、

自分の手で触れたことしかすんなりとは信じないのです。

(中略)

 

ここで、非常に個人的なメッセージをお話しすることをお許しください。

 

それは小説を書いているときにいつも心に留めていることなのです。

 

紙に書いて壁に貼ろうとまで思ったことはないのですが、

私の心の壁に刻まれているものなのです。

 

それはこういうことです。

「高くて、固い壁があり、

それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、

私は常に卵側に立つ」

ということです。

 

そうなんです。

 

その壁がいくら正しく、

卵が正しくないとしても、

私は卵サイドに立ちます。

 

他の誰かが、何が正しく、

正しくないかを決めることになるでしょう。

 

おそらく時や歴史というものが。

 

しかし、もしどのような理由であれ、

壁側に立って作品を書く小説家がいたら、

その作品にいかなる価値を見い出せるのでしょうか?

(中略)

 

こう考えてください。

 

私たちは皆、多かれ少なかれ、

卵なのです。

 

私たちはそれぞれ、

壊れやすい殻の中に入った

個性的でかけがえのない心を持っているのです。

 

わたしもそうですし、皆さんもそうなのです。

 

そして、私たちは皆、程度の差こそあれ、

高く、堅固な壁に直面しています。

 

その壁の名前は「システム」です。

 

「システム」は私たちを守る存在と思われていますが、

時に自己増殖し、私たちを殺し、

さらに私たちに他者を冷酷かつ効果的、

組織的に殺させ始めるのです。

(中略)

 

私たちは、国籍、人種を超越した人間であり、

個々の存在なのです。

 

「システム」と言われる堅固な壁に

直面している壊れやすい卵なのです。

 

どこからみても、勝ち目はみえてきません。

 

壁はあまりに高く、強固で、冷たい存在です。

 

もし、私たちに勝利への希望がみえることがあるとしたら、

私たち自身や

他者の独自性や

かけがえのなさを、

さらに魂を互いに交わらせることで

得ることのできる温かみを

強く信じることから生じるものでなければならないでしょう。

 

このことを考えてみてください。

 

私たちは皆、実際の、生きた精神を持っているのです。

 

「システム」はそういったものではありません。

 

「システム」がわれわれを食い物にすることを許してはいけません。

 

「システム」に自己増殖を許してはなりません。

 

「システム」が私たちをつくったのではなく、

私たちが「システム」をつくったのです。

 

これが、私がお話ししたいすべてです。

 

個人的に重要だと思うところを抜粋しました。

全文を読みたい方は下記リンクへ

>>村上春樹 名スピーチ カタルーニャ国際賞(東日本大震災)/エルサレム賞(壁と卵)

 

壁(絶対的な権力)と

卵(壁に虐げられる弱い立場の人たち)

 

明らかに壁の立場に立つことが

自分の利益になると分かっていても、

投げつけられて割れる宿命の

卵の側につく。

 

このような想いが根底にあるからこそ、

村上春樹さんの作品は

多くの人々に支持されているのかもしれませんね。

 

たとえ名誉ある賞を受賞できないとしても、

たくさんの人たちに勇気を与え続ける。

 

そんな作家であり続けてほしいです。

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