【リオ五輪卓球男子】水谷隼「大ブーイングは初」理不尽な洗礼を浴びるも…

リオデジャネイロオリンピック

2016年8月8日に行われた

卓球男子シングルス4回戦。

日本のエース水谷隼(みずたにじゅん)

日本からの大きな期待が寄せられる中、

開催地ブラジルの観客から

まさかのブーイングを受けるハメに。

今回は、

水谷隼ってどんな選手？
水谷選手がブーイングされたワケ
水谷選手今後の試合予定

などをまとめてみました。

これを読めば

水谷選手を応援したくなること間違いなし!

1 卓球男子水谷隼ってどんな選手？
2 水谷選手が大ブーイングされたワケ
3 水谷選手今後の試合予定
- 3.1 こちらの記事も読まれています

卓球男子水谷隼ってどんな選手？

名前：水谷隼(みずたにじゅん)

生年月日：1989年6月9日(2016年現在27歳)

出身地：静岡県磐田市

出身校：青森山田中学→青森山田高校→明治大学政治経済学部

身長：172cm

体重：66kg

利き腕：左

戦型：シェーク裏裏　オールラウンド型

最高世界ランク：5位

戦績

2012年　ロンドン五輪ベスト16

2011年,2015年　世界卓球選手権ベスト8

2010年,2011年,2014年,2015年　ワールドカップ 4位

2010年,2014年　ITTFワールドツアー・グランドファイナル優勝

全日本選手権優勝8回

幼い頃からスポーツが得意で

なんでもそつなくこなす

万能タイプだったという水谷選手。

両親が卓球経験者ということで

5歳から卓球を始めたそうです。

最初はラケットも右手で使っていたそうですが、

卓球は左利きの選手が少なく、有利なため

左利きに矯正し直したという仰天エピソードも。

(スゴいですね。)

ただ、自分と同じ左利きの選手が若干苦手のようですw

日本卓球の前原正浩強化本部長には

何十年に1人の天性のボールタッチ

と評されており、

水谷選手のセンスの良さが伺いしれます。

そんな水谷選手が最も得意としているプレーは…

「サーブ」

普通の選手が10種類ほどのサーブを

持っているのに対し、

水谷選手は実に

20種類ものサーブを

使いこなすことができます。

サーブは相手に邪魔されずに

自分の力を100%発揮できる唯一のチャンス。

サーブで相手のミスを誘っての1点も

長いラリーの果てにもぎ取った1点も

同じ1点。

卓球においてサーブが強い選手は

圧倒的に有利なのです。

水谷選手が大ブーイングされたワケ

水谷選手はなぜ大ブーイングされてしまったのか？

別に水谷選手は

卑劣なプレーやマナーを欠く行動を

とったわけではありませんw

水谷選手がリオ五輪4回戦で戦った相手は、

ウーゴ・カルデラノ選手(20)

ウーゴ選手はリオ五輪開催地ブラジルの

選手だったのです。

そのため、

地元の観客が多い会場からは

水谷選手がサーブを打つたびに大ブーイング。

ブーイングに影響されたのか、

第1ゲーム、第2ゲームと水谷選手が

連取していたものの、

第3ゲーム、第4ゲームを

ウーゴ選手に取られ並ばれてしまいます。

しかし、その後は落ち着いたプレーで

第5ゲーム、第6ゲームを連取し、

4-2で勝利した水谷選手。

前回のロンドン五輪では敗退した

4回戦目を突破する快挙を見せてくれました。

これでベスト8入りが確定！

メダルへの期待も高まります。

水谷選手はこの試合後のインタビューで

「ここまで近距離で、これだけの人数に

ブーイングされるのは初めての経験で、

その勢いにのまれかけたし、戸惑ってしまった。

第３ゲームの途中でブーイングをされたときにサーブミスをして、

観客も『あおればミスをしてくれるんじゃないか』

という雰囲気になってしまった。

あそこでミスをした自分がとにかく悔やまれる」

と反省していました。

しかし、こういった経験を乗り越えることで

精神的にも図太くなることができ、

さらに強い選手になれたはず！