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バドミントン五輪候補2名が闇カジノに出入り!?
バトミントン男子の桃田賢斗(21)と田児賢一(26)ともにNTT東日本の選手が2016年4月7日に違法性が疑われるカジノ(通称:闇カジノ)に出入りしていたことが明らかになりました。
日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事は
「現在、NTT東日本が部員1人1人を調査している。我々としてはお店に行っているということは確認している。違法行為が確認された段階で内規に従って処分を考えたい」
と発言されています。
バドミントン桃田賢人とはどんな選手なのか?
桃田選手はNTT東日本に所属しているバドミントン選手。
その実力はかなりのもので、
- 2014年トマス杯(団体世界選手権)金メダル
- BWFスーパーシリーズ優勝(男子シングルス日本人初の快挙)
- 現在世界ランク4位
などこの他にも数々の大会で優勝・入賞の輝かしい成績を残している日本を代表するバドミントン選手です。
「日本で初めてバドミントンの五輪金メダルを狙える逸材」とも言われています。
闇カジノとは一体どんなものなのか?
2016年現在、日本ではカジノは違法とされており、表向きで運営しているカジノ店はありません。
しかし、違法に隠れて営業しているカジノは存在しており、これが闇カジノ・裏カジノと呼ばれるものです。
当然、警察に見つかれば摘発されますし、実際に摘発されてなくなった裏カジノも多くあります。
闇カジノで主流なゲームは、
- バカラ
- ブラックジャック
- ポーカー
などのカードを使ったゲーム。
ラスベガスやマカオなど本物のカジノにあるような、スロットマシーンやルーレットなど道具を使うゲームは殆ど無いと言われています。
闇カジノでカードゲームが主流な理由は、
- 持ち運びが簡単でどこでも出来る
- 移動が簡単で警察への証拠が残りにくい
- プロがイカサマをやりやすい
などです。
たとえイカサマをされても、警察に訴えることはできないので泣き寝入りするしかない。
恐ろしいことです…。
なぜ闇カジノへの出入りがバレたのか?
桃田選手と田児選手が通っていたとされるのは東京都目黒区にあった闇カジノ。
この店は2015年3月に警視庁に摘発され、現在は閉店しています。
この闇カジノ店の元経営者や常連客から「二人が頻繁に通っていた」「大金を賭けていた」などの証言が出てきたため、NTT東日本が事実確認をしたところ、
二人とも「闇カジノに行ったことがある」と認めたそうです…。
桃田選手と田児選手が闇カジノに通うようになったキッカケ
闇カジノ店元経営幹部によると、2014年の12月頃、客引きに誘われて田児選手が闇カジノに来店。
その約1週間後には桃田選手を連れて、二人で店を訪れました。
それからも二人は頻繁に通うようになり、最終的には二人で1000万円以上負けていたとのこと。
さらに驚きなのは、二人は他にもラケットを持った男女十数人を連れてきたこともあったそうで、まだまだ明らかになっていない選手の名前も今後出てきそうです。
リオ五輪への出場はどうなる?
桃田選手と田児選手は2016年4月7日の早朝に遠征先のマレーシアから成田空港に帰国。
現在は東京新宿のNTT東日本本社で詳しい聞き取りが行われているとのことです。
今回の闇カジノの一件での最終的な処分や対応はまだ決まっていませんが、2016年のリオオリンピックへの出場はかなり難しい状況になっています。
メダルを狙える選手だけに残念でなりません…。
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