「その根性はスゴイが…」
2017年、8月9日夏の高校野球
前橋育英vs山梨学院
前橋育英の4番サード
飯島大夢選手は手首を骨折していました。
そんな状況ながら、
手首をテーピングで固定し、
打席にも守備にもフル出場した飯島選手。
1回、3回とヒットを放ち、
7回にはレフトスタンドへのホームラン。
本当に素晴らしい活躍です。
ネットニュースでも美談として
取り上げられています。
しかし、思うんですよ。
「手首骨折してんのに出場させるってどうなの?」
監督公認!?手首骨折でも4番サードフル出場
5月の関東大会でデッドボールを受け、
手首を骨折した飯島選手。
前日、群馬大会の決勝以来、
約2週間ぶりに打撃練習した。
「緩い球で、軽く当てる程度」で約10スイング。
痛みが全く消えていなくて、びっくりした。
引用元:yahooニュース
「痛みが全く消えていなくて、びっくりした。」
いやいやいや、
それでバット振ったらいかんでしょ^^;
ましてや、4番サードで出場だって!?
監督が「男気がある。昔のガキ大将みたい」
とほれ込む主将。
次も「そこ」にいるだけでいい。
引用元:yahooニュース
打てなくても、
練習できなくてもいいから、
チームの士気のために、
4番サードで出場させる。
そして試合では、
折れた手首でバットも振るし、
ボールも捕る。
…..。
これって学生の部活・スポーツとして
正しい姿なんですかね…?
そりゃあ選手本人は出たがります。
毎試合、毎試合、
いつが最後になるか分かんない大会で
悔いを残したくないですから。
でも、そんな状態で無理をして、
- 後遺症が残ったら?
- 同じ場所にデッドボール受けたとしたら?
その辺を考慮して、
監督や周りの大人が説得して
止めるべきだと思うのですが…。
それから、高校野球お決まりのコース
- 明らかに間に合わないのに渾身のヘッドスライディング
- メディアが撮りたいだけの甲子園の砂映像
- 炎天下の中、連日投げ続けるエースピッチャー
- 選手のために体罰もやむなしと思っている指導者
どれも正直、違和感しか感じません…。
走らされた野球部マネージャーが
死亡する事件もありました。
今こそ高校野球のあり方も
変わるべきときなのではないでしょうか。
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