【ネタバレ無しレビュー】『君の名は。』本当に神映画なのか?実際に観てきた結果…

君の名は。

君の名は。

新海誠(しんかい まこと)監督の最新作

『君の名は。』

ついに公開開始されましたね!

公開前から

「新海誠史上、最高傑作になる。」

とまで評されていたこの作品。

【公開前から神映画】『君の名は。』「新海誠史上、最高傑作になる。」

「ホントにそこまでの映画に仕上がっているのか?」

この疑問を確かめるべく、公開3日目の日曜日

実際に映画館に観に行ってきました!

 

「気になるけど、映画館に観に行こうかどうか迷ってる」

という方のためになるべくネタバレ無しで

レビューしたいと思います!

 

これを見れば映画館に行きたくなること間違いなし!

『君の名は。』レビュー「ホントに最高傑作」

まず、結論から言うと….

 

メチャクチャおもしろい!!!

 

過去の新海作品は一通り観ている私ですが、

本当に最高傑作、集大成になっている作品だと

感じました。

 

一体、どういうところが

  • 面白かったのか
  • スゴかったのか

一つずつまとめてみますね。

 

『君の名は。』のココがスゴい!

①.圧倒的な映像クオリティ

今回も新海作品お得意の

「圧倒的な映像クオリティ」は健在!

 

空の描写、

街の描写、

田舎の木々など。

どれも本物以上にリアルで美しいです。

君の名は。 空の風景

君の名は。 街の風景

まず、ストーリー以前に

この美しい映像にグッと引き込まれます。

 

②.俳優・女優起用でも棒読み無し!

メインキャラの声優を務めるのは、

  • 神木隆之介
  • 上白石萌音
  • 長澤まさみ
  • 市原悦子

といった俳優・女優として有名な方達。

 

こういったキャストによる

「セリフ棒読み」

を正直心配していたのですが、

 

どのキャストも

少しも違和感のない素晴らしい声で

世界観を作り上げてくれました。

 

個人的には

ヒロインの三葉(みつは)が

瀧(たき)に入れ替わった時の

神木くんの「女子っぽい反応」

面白くて最高でしたw

 

>>君の名は。登場人物&キャスト 公式サイト

 

③.タイトルすらも!?散りばめられた伏線と回収がスゴい

「あっ!あれってこれの伏線だったのか!」

という驚きがかなり散りばめられていて、

伏線好きにはたまらない作品ですw

 

少し例を挙げると、

  • 序盤に三葉が学校で習っている古典の内容
  • お互いに電話が繋がらない理由
  • 「君の名は。」というタイトル

などでしょうか。

 

何気ない序盤のやりとりが

終盤になって重要な意味や

謎解きに繋がっていたりするので、

なるべく眼を離さず観てほしいです。

 

④.ジェットコースター展開!?たたみかけるようなストーリー

予告映像を観てるだけでは

このストーリー展開は予測できませんでした。

 

間違ってもほのぼの恋愛系の作品じゃないですねw

 

「えっ!?こんな話だったの?」

と思うような

かなり重いシーンもあります。

 

それを懸命に乗り越えていくことも含めて

ハラハラ、ドキドキ、キュンキュンの

胸がアツくなる

ストーリー展開は圧巻!

 

初回は絶対にネタバレ無しで観た方が面白いです。

 

⑤.細やかな心理描写、葛藤の表現がスゴい

主人公の瀧と三葉の葛藤や迷い。

その心理描写は本当に心が打たれます。

 

細やかな心理描写のせいで

瀧や三葉に自分の姿を投影してしまい、

作品の中に入りこんでしまうような感覚。

 

特に、瀧が絶望するシーンは…。

 

⑥.RADWIMPSの音楽も完璧にマッチ!

今までの新海作品からすると

少し異質に感じた

RADWIMPS(ラッドウィンプス)の起用。

 

これが意外に「君の名は。」の世界観に

マッチしていました。

 

映画では珍しく(新海作品でも初)

オープニングがあるんですが、

これもスゴく良かったです。

新海誠 過去作品との共通点

今までの新海作品の集大成とも言える、

「君の名は。」ですが、過去作品との

共通点や似たような描写もかなり多いです。

 

新海作品から あの先生が隠れ出演!

序盤で三葉が教室で授業を受けているシーン。

古典の授業の最中なのですが、

その先生がなんと…。

 

言の葉の庭 雪野先生

『言の葉の庭』でヒロインだった雪野先生www

 

いやー、これには驚きました。

こんな田舎に移ってきてたんですねw

ファンにとっては実に嬉しい演出です。

 

まるで『秒速5センチメートル』の続き!?

「まるで秒速5センチのシーンじゃないか!」

と思えるような場面もありましたw

 

詳しくはネタバレになるので書きませんが、

秒速5センチメートルの終盤を

再現しているような場面があり…。

 

今回の2人の結末はどうなるのか?

 

新海作品のファンは思わずニヤリとしてしまうこと間違いなし!

 

『君の名は。』を観ているときのリアルタイム感情変化

「君の名は。」を観ている時の

個人的な感情の変化を適当にまとめてみました。

 

【序盤】

「オープニングいいね!アニメ映画では斬新!」

「三葉ちゃんの訛(なま)りかわええー」

「入れ替わりがスゴい面白い!」

「二人とも早く出会って〜」

 

【中盤】

「ん?なんかストーリーに違和感が…。」

「えっ!?えっ!?マジで…。まさかの鬱(うつ)展開…。」

 

【終盤】

「それでも諦めない二人に胸がアツくなる。」

「よかった!やっと…。」

 

「えっ!?えっ!?結局、すれ違うの…?

相当思わせぶりだな。」

 

「あっ…。ラストでようやく…。」

「完」そして伝説へ

 

う〜ん…。

全然伝わる気がしないw

ネタバレ無しでは伝えきれませんね。

 

観終わった人なら少しは共感できるかも…。

 

ちなみに

「エンドロール後になにか

映像があるかな〜」

と思ってましたが、

特になにもなく終わりました。

 

『君の名は。』ホントに神映画なのか実際に確かめてきた まとめ

  • 前評判通り、新海作品史上最高傑作だった
  • 「映像クオリティ」「ストーリー「声」「音楽」どれも最高レベル
  • 過去の新海作品ファンが思わずニヤリとなる演出も

 

「気になるけど、映画館高いし、

TSUTAYAのレンタルを待ってりゃいいや」

と思っている方に言いたい。

 

絶対に一度映画館で観ておくべき!

 

ホントに今、

観ておかなかったことに公開するぐらい面白いから。

 

新海誠監督は「君の名は。」のインタビューで

「僕たちは、何かの前日に常にいる」

と語っていました。

 

良くも悪くも人生ってのは

明日何が起こるか分からない。

気になるものは早く観たり、体験したりしておきましょう!

 

新海誠監督 最新作

「君の名は。」

本当に何度でも観たくなる素晴らしい作品でした!

>>映画『君の名は。』公式サイト


小説 君の名は。 (角川文庫)

君の名は。(通常盤)

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