76歳と高齢ながらも日本を代表する
アニメーション監督として
活躍を続けている宮崎駿さん。
待望の最新作のタイトルが明らかになったとのことで、
大きな話題になっています。
そのタイトルこそが
「君たちはどう生きるか」
宮崎駿新作タイトル「君たちはどう生きるか」 https://t.co/pKafZhcXpH pic.twitter.com/CZa977Y1C5
— 相互フォロー支援ZZ (@sougo_ZZ) October 29, 2017
なんだか深そうなタイトルですね…。
- 一体どんな作品になるのか?
- 原作は存在するのか?
- タイトルに「の」が入ってないけど大ヒットできるのか?
気になるポイントをまとめてみました!
目次
「君たちはどう生きるか」どんな作品になる?原作は存在する?
2017年10月28日、早稲田大学で開催された
新宿区立漱石山房記念館開館記念イベント
「漱石と日本、そして子どもたちへ」に
登壇した宮崎駿監督。
作家・半藤一利さんとの対談で約1千人の前で
制作中の新作について語ったのです。
先にも述べたように新作のタイトルは
「君たちはどう生きるか」
タイトルの由来は1937年に
吉野源三郎さんが発表した名著から。
「その本が主人公にとって
大きな意味を持つという話です」
と内容にも触れた。
「完成には3年か4年かかる」と言う。
引用元:朝日新聞デジタル
宮崎駿監督がジブリで制作してきた作品の多くは
原作があることが多かったですが、
この新作についてはストーリー自体に
原作があるというわけではないようですね。
タイトルに「の」が入ってないけど大ヒットできるのか?
- 千と千尋の神隠し
- もののけ姫
- 天空の城ラピュタ
- 魔女の宅急便
- 紅の豚
などなど…
宮崎駿監督が今まで手かげてきた作品で
大ヒットしているのものは
タイトルに「の」が入っていることで有名です。
「君たちはどう生きるか」には、
残念ながら「の」が含まれていません^^;
こっそり入れることも可能なんですけどね…。
「君たちはどう生きるか」
↓
「君たちはどう生きるのか」
どうです?違和感ないでしょ?w
まあ、「の」が入ってる、
入ってないなんてのが
作品のデキに
関わってくるわけではないですからね…。
ここいらで変なジンクスは払拭しておきたいという
宮崎駿監督の意地もあるのではないでしょうか?
吉野源三郎の名著「君たちはどう生きるか」とは?
原作がないオリジナルストーリーながら、
物語の大きなカギを握っているのが、
タイトルにもなっている名著
「君たちはどう生きるのか」
一体どんな作品なのか調べてみました!
中学二年の主人公:本田潤一(通称:コペル君)は
学業優秀、スポーツ万能の普通の少年。
父親も銀行の重役(亡くなってしまいますが…)で
家にも女中(家政婦のようなもの)がいるなど、
比較的裕福な暮らしぶり。
クラスの友達も裕福な家庭が多く、
話題になるのはスキーや映画館、
銀座や避暑地に行ったことなど。
コペル君はそんな友人たちと学校生活を送る中で
様々な出来事を経験し、観察し、
物事の理解を深めていきます。
そして、コペル君の亡き父から
「息子を立派な男にしてほしい」と託された
コペル君の叔父さん。
コペル君から日々の話を聞いていた
叔父さんはコペル君に宛てたノートに
「世の中のものの見方」「社会の仕組み」「関係性」
といったテーマで
生きていく上でのメッセージを綴(つづ)っていきます。
やがて、人間関係で大きな過ちを犯してしまい、
悩み、苦しむことになるコペル君。
そんなコペル君に叔父さんは
書き綴ってきたノートを大切な助言として渡すのです。
物語の最期はコペル君から叔父さんへの返答として
自分の将来の生き方や決意が書き連ねられており、
作者から読者に対して
「君たちは、どう生きるか」とたずねられて
小説の幕を閉じます。
未だに根強い人気を誇る作品ということもあり、
2017年には羽賀翔一さんの手によって
漫画化もされています!
なんと!このマンガ版は発売から2週間で
33万部を突破しているそうですよ!
まとめ
- 2017年10月28日、宮崎駿監督の新作タイトルが判明
- 新作タイトル「君たちはどう生きるか」
- 宮崎駿監督のヒット作の共通点、タイトルに「の」残念ながら含まれていない
- 原作自体はないが1937年に吉野源三郎が発表した同名小説に出会い、主人公が成長していく物語
- 2017年にマンガ化も果たし、発売2週間で33万部突破!
一体どんな作品になるのか今から楽しみです!
これから制作が進むにつれて
ますます話題になっていくことでしょう!
作中で重要な意味を持つという
「君たちはどう生きるか」の名著ですが、
マンガ版の評判もなかなかいいみたいなので、
「本を読むのは苦手だけど、内容が気になる」という方は
マンガ版を読んでみるといいかもしれませんよ!
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