【盲導犬を蹴る動画】犬は保護された?行き過ぎたネット私刑の結末は?

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盲導犬 蹴る 動画

2017年10月18日、

youtubeに投稿された「盲導犬への虐待」と題された動画

ネット上で大きな物議を巻き起こし、

ついにアイメイト協会が

正式に見解を発表するまでに至りました。

 

今回は、

  • 盲導犬を蹴る動画の経緯
  • 蹴られた盲導犬は保護された?
  • アイメイト協会の見解を分かりやすく要約してみた

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盲導犬を蹴る動画の経緯

実際にyoutubeに投稿された動画がこちら

 

(2017.10/30追記:動画は削除されてしまったようです)

 

ホームを歩こうとしている男性と盲導犬。

盲導犬が思った方向に動かなかったのか、

男性が蹴りを入れている様子が確認できます。

 

横でスマホに夢中だった別の男性も

思わず顔を上げていますね。

 

この動画が投稿されるやいなや

コメント欄には

  • ひどすぎる
  • ありえない
  • 毎日(盲導犬に)助けてもらってる癖に許せない
  • この盲導犬を保護すべき

などのコメントが殺到。

 

一部のネット民が駅に張り込むなどして、

盲導犬を蹴った男性を

特定するなどの事態にまで発展しました。

 

蹴られた盲導犬は保護された?

盲導犬の育成・送り出しなどを行っている

アイメイト協会にも多くの意見が殺到したようで、

同協会は2017年10月14日に

公式サイトにお知らせを掲載。

 

以下のような内容です。

多くのお問い合わせをいただいた

ネット掲載動画の件、ご心配をおかけしました。

個別のお返事は難しい状況にありますので、

こちらでお伝えいたします。

問題の使用者判明から2日後の昨日ですが、

アイメイトを使用者から回収し

保護しましたのでご報告します。

動画にあった行為は当協会として

憤りを感じる許しがたいものです。

また安全で正常な使用状況とも認められません。

引用元:http://www.eyemate.org/

 

蹴られた盲導犬は無事に保護されたとのことですね。

まずは一安心といったところでしょうか。

 

アイメイト協会の見解を分かりやすく要約してみた

その9日後、2017年10月23日

アイメイト協会は再びお知らせを掲載。

 

憶測を含めた様々な情報が飛び交っている中、

あらためて経緯を発表するという内容です。

 

以下、内容を要約しました。

 

アイメイト協会がこの動画の情報を得たのが

2017年10月10日のこと。

 

盲導犬を蹴っていた男性(Aさん)は

アイメイト協会の卒業生だったそうです。

 

アイメイト協会がAさんに直接話をしたところ

「蹴る意図はなかった」「あくまで方向修正だった」と発言。

しかし、協会の指導と異なる方法をとったことを

Aさん自身も認識しており、反省しているとのこと。

 

アイメイト協会は月ごとに

盲導犬の使用状況をチェックしていますが、

Aさんは普段はまじめで温厚な優しい人物だそうです。

 

そんな中、和光市駅でAさんを特定すべく

複数人が張り付いているとの情報が入り、

アイメイト協会は路上で突然第三者によって

Aさんから盲導犬を取り上げられる事態を恐れました。

 

その後、Aさんに危害が及ぶことを考えた結果、

面談を行ったうえで盲導犬を保護したそうです。

 

 

獣医師の診断を受けたところ、

盲導犬に虐待の痕跡は見られず、

健康状態も良好。

 

問題の動画をあらためて警察とともに観察した結果、

この動画だけで「虐待」「蹴った」という断定はできない

アイメイト協会は結論づけた上で、

 

ある個人をネット上に晒し上げて特定し、

個人攻撃をする「ネット私刑」は

許されない行為と主張しています。

 

また、Aさんは今後盲導犬を持つことはなく、

一生白杖をついて歩く生活になります。

 

アイメイト協会の主張をさらにまとめるなら、

  • Aさんが「虐待」「蹴っていた」と断定はできない
  • 盲導犬を保護したのはネット私刑によってAさんに危害が及ぶことを恐れたため
  • ネット私刑、ダメ・ゼッタイ

という感じでしょうか。

 

一切文句もワガママも言えず人間を助け続ける盲導犬

それを「守りたい」「大切」と思う気持ちは

とても尊いものですが、

それが行き過ぎた個人攻撃に発展してしまうと…。

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まとめ

  • youtubeに盲導犬を蹴る男性の動画がアップされ騒動に
  • 男性はアイメイト協会の卒業生だった
  • 間違った行為だったと認識しており、反省している
  • ネット私刑による男性へ危害を及ぶことを恐れ、犬は保護された
  • 盲導犬に虐待の跡はなかった
  • アイメイト協会はこの動画だけで「虐待」「蹴った」と断定できないと結論
  • 男性に代わりの盲導犬が与えられることはなく、一生白杖で歩く生活

 

いかがだったでしょうか。

 

ワガママも言えず(言わず?)

人間を助け続ける盲導犬。

 

だからこそ、周囲の人間が「守りたい」と思うのは

ある意味当然のことかもしれません。

(特に動物好きな人は…)

 

しかし、それが行き過ぎた行為になっていないか?

それをよくよく考える必要があるとういうことを

思い知らされた騒動でした。

 

個人一人一人の

「正しさ」や「許される範囲」って、

思った以上にズレがあるんでしょうね。

 

スマホ・SNSが普及したネット社会だからこそ、

それが大きく表面化している気がします。

 

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