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財布を失くすことほど始末の悪いことはない
誰しもが一度は失くしたことがあるであろう『財布』
現金・クレジットカード・キャッシュカード・各種ポイントカード・免許証 etc…
特にクレジットカードやキャッシュカード・免許証は再発行するにも大変な手間がかかります。
「なんとか失くさずに済む方法」もしくは「財布が帰ってくる可能性を高める方法」はないものかと思い、調べてみました。
そもそも人はどんな時に財布を失くすのか?
- 酔っ払って知らぬ間に落としているor失くしている
- 音楽を聴きながら歩いていたりで、財布を落としたことに気づかない
- 飲食店のテーブルなどに置き忘れ
などが考えられます。
落とした場所や失くした場所にある程度の目星がつけばまだ希望は持てるのですが、「どこで失くしたのか全く分からない」という状況だとかなり厳しくなります。
落とした財布が帰ってくる確率を高めるには?
では、本題へ入ります。落とした財布が帰ってくる確率を高める方法。
それは「赤ちゃんの写真」もしくは「家族の写真」を財布の中に入れておくということです。
なぜ写真を入れるだけで財布が帰ってくる可能性が上がるのか?
この方法はイギリスで行われたある実験で出た結果によるものです。
【実験内容】
路上に240個の財布をわざと落とし、中に何が入っていると戻ってくる可能性が高まるのか?という実験
財布の中には、
- 赤ちゃんの写真
- 子犬の写真
- 家族の写真
- 老夫婦の写真
- 寄付証明書(慈善事業に寄付したことを証明する書面)
- 何も入れない
この6パターンで戻ってくる割合に差が出るのかを検証したそうです。
この中で最も財布が帰ってくる可能性が高かったのは、
1位 赤ちゃんの写真
実に88%という驚異的な確率で帰ってきました。
ついで多かったのが、
2位 子犬の写真
なかなか高い53%
3位 家族写真
約2分の1の48%
そのほかは、
老夫婦28%、寄付証明書20%、何も入れない15%という結果でした。
赤ちゃんの写真、ダントツですね!
家族写真より、子犬の写真の方が多いのは少し複雑な気分ですが…。
イギリスは愛犬家が多いので、そういったお国柄もあるのかもしれません。
日本でもぜひ実験してみてほしいものです。
常に写真を財布に入れておけば、いざというときに助かるかも
赤ちゃんの写真や家族の写真が入っていることで、帰ってくる可能性が高まる理由は、
人間の良心に訴えかけることができるからです。
仮にあなたが落としている財布を拾ったとき、可愛い赤ちゃん写真が入っていると助けてあげたくなってしまいますよね?
なんだかんだ人間は感情の生き物ですので、こういった良心を沸き立たせるものが一番効果あるのかもしれません。
ということで、あなたの財布もうっかり紛失してしまう前に、人の良心に訴えかける写真を入れておきましょう!
とはいえ本当の家族の写真を入れるのはリスクがあるかも
一点だけ写真を入れる前に気に留めておいていただきたいのは、
「見ず知らずの相手に家族写真を見られるのは大丈夫か?」ということです。
写真だけであれば特にどうこうできるものでもないと思いますが、
免許証なども財布に一緒に入っている場合、名前・住所・家族構成や顔などを知らない相手に晒してしまうことになります。
こういったことから犯罪に巻き込まれる可能性も無いとは言えません。
そこで私がオススメしたいのは、
全然関係ない赤ちゃんの写真を入れておくという方法です。
拾った人からすればそれが偽の赤ちゃん写真かどうか分かりませんので、リスクは回避しつつ充分な効果を見込めるのではないかと思います。
効果抜群だが、失くした後にできる方法ではない
ここまで読んでいただいた方はもうお分かりかと思いますが、写真を入れておくという方法は「失くす前の先手」であって、失くした後にできることではありません。
もし財布をすでに失くしてしまったという方は、
- 自力で失くしたであろう地点を探す
- 警察に届け出る
- 各種カード類を使用できなくする
この3点しかできることはありません。親切な人が届け出てくれるのを祈りましょう。
もし、届け出てくれた人がいたら必ずお礼を申し出ましょうね!わざわざ時間を割いて届けてくれたのですから(^^)
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