目次
今、世界中で問題になってる『マイクロビーズ』って?
今、世界中で問題になっているこの物質。
実はこれ、私たちのすごく身近なものに
普通に含まれいてるものです。
いったいマイクロビーズの何がそこまで問題なのか?
今回は、
- 歯磨き粉、洗顔料、ボディーソープ etc… 体に直接触れるものに含まれるツブツブ
- 生活排水→海→生物へ…最後は人の体内に?
- マイクロビーズが体内でもたらす2つの悪影響
- さらにヤバい!マイクロビーズは歯にも悪影響
- オバマ大統領も警鐘!マイクロビーズの危険性を認める
- マイクロビーズを使わないために今できること
などをまとめてみました。
歯磨き粉、洗顔料、ボディーソープ etc… 体に直接触れるものに含まれるツブツブ
上の画像の歯磨き粉に含まれているツブツブ。
これこそがマイクロビーズです。
誰しも一度は使ったことがあるのではないでしょうか?
歯磨き粉
「このツブツブが歯茎の隅々の歯垢まで落とす!」
洗顔料・ボディーソープ
「このスクラブが毛穴汚れをキレイに!」
こういったキャッチコピーでCMもされてますし、
「普通のより汚れが落ちるかも」
と消費者目線から見ても
メリットの大きい商品に見えますよね?
「一体、何の問題があるの?」
と誰もが思うと思います。
実は、このマイクロビーズですが、
自然には消えてなくなりません。
生活排水→海→生物へ…最後は人の体内に?
歯磨き粉、洗顔料、ボディーソープ。
どれも最終的には水で流しますよね?
その水は下水道を通り、
海へと流れていきます。
このマイクロビーズですが、
元はプラスチックですので
水に溶けることがありません。
水に流されて最終的に海まで流れていきます。
そして海に流されていったマイクロビーズは
魚など海の生物が口にして、体内に蓄積されていきます。
そう簡単になくなるものではないので、
どんどん溜まっていくわけです。
そして、その魚を海鳥が食べたり、
人間が食べたり。
では、取り込んでしまった生物には
どんな悪影響があるのでしょうか?
マイクロビーズが体内でもたらす2つの悪影響
マイクロビーズが体内に入ると
主に二つの悪影響があると言われています。
- 体内に取り込まれると、消化器官を傷つけていく
- 有害物質を次々と吸着し続ける特徴があり、取り込んだ生物は有害物質が蓄積されていく
当然、取り込めば取り込むほど悪影響は大きくなります。
恐ろしい話です…。
さらにヤバい!マイクロビーズは歯にも悪影響
下記動画、閲覧若干注意です。
https://www.youtube.com/watch?v=XdNEkAeRElk
ゼオライトと呼ばれる人工差し歯を除けたところ、
歯ぐきの穴からウジャウジャと
小さな粒が出てきたという内容です。
その他にも、こちらの画像のように
歯と歯ぐきの間からビッシリ出てくるという症例も…。
この粒の影響で歯ぐきが炎症を起こし、
痛みや違和感を感じる人がいるようです。
この感じだと歯と歯ぐきに詰まっていた粒を、
知らずに飲み込んでいる可能性も充分にありそうです。
また、洗顔料などに含まれるマイクロビーズが
眼に入れば眼球を傷つけることにもなります。
日本のメーカーは
「特に害はない」と主張しているそうですが、
すでに世界では危険性を認め、
規制に乗り出した国もあります。
オバマ大統領も警鐘!マイクロビーズの危険性を認める
アメリカのオバマ元大統領も
このマイクロビーズの危険性を認め、
販売禁止とすることを表明しました。
すでに世界中では禁止の流れが起きている
このマイクロビーズ。
各国に続き日本でも
いずれ規制されるのではないかと予想します。
(ちゃんと規制されるよね?)
マイクロビーズを使わないために今できること
今後、マイクロビーズが規制されれば
そういった商品が世に出回ることはなくなりますが、
それまでの間は自分達で対処する必要があります。
- スクラブや粒の効果を全面に押し出している商品を使わない
- 成分表示に「ポリエチレン」「ポリエチレン未」「ポリプロピレン」と書かれていればマイクロビーズである可能性大!こういった商品は避ける
CMなどのイメージに紛わされず、
消費者がこういった商品を
自らの意思で避けていくことで、
企業にも安全性の高い商品しか売れないと伝わります。
しっかりと商品裏の成分表示を確認してから、
商品を購入しましょう!
結局、フッ素も何も入っていないような
昔ながらの塩歯磨き粉が
一番体と地球に優しいってことなんでしょうね…。
(デザインはダサいけど…w)
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