リステリア菌汚染メロンの原因や症状は?妊婦が感染した場合や治療法についても

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リステリア菌 食中毒

「リステリア菌」

普段は聞きなれない言葉ですが、

オーストラリア産のメロンが

このリステリア菌に汚染されていることが

WHOの発表で明らかになり、

日本にも輸出されているとのこと。

 

感染すると死に至ることもあるらしく、

大丈夫なのか心配になりますよね…。

 

メロンっていろんなスイーツに使われてますし…。

 

実は2011年にもアメリカで

リステリア菌に汚染されたメロンが流通してしまい、

33人もの人の命を奪っています。

 

世界仰天ニュースという番組でも

紹介されていました。

参考:http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20180220_01.html

 

そこで今回は、リステリア菌について

  • リステリア菌とは?感染した際の症状
  • メロンがリステリア菌に汚染された原因
  • リステリア菌が妊婦に感染するとどうなる?
  • 検査や予防法や治療について

などをまとめてみました。

リステリア菌とは?感染した際の症状は?

リステリア菌とは、食中毒を引き起こす細菌で、

正確な名称は「リステリア・モノサイトゲネス」

と言います。

 

普段は

  • 土の中
  • 川の水
  • 家畜
  • 家禽
  • 野生動物

など、広い範囲で存在しています。

 

メロンに限らず、

食品の製造ラインにも存在していて、

 

一度定着してしまうと長期間に渡って

食品を汚染し続けてしまい、

食中毒を引き起こす原因となることがあります。

 

メロン以外に過去に報告された

リステリア菌に汚染されたことのある食品は、

  • チーズなどの乳製品
  • サラダ
  • 充分に火を通していない肉
  • 魚介類

などがあります。

 

日本でも2001年に北海道で

ナチュラルチーズが原因となった

リステリア菌による集団食中毒が

確認されています。

 

リステリア菌の症状

感染初期は、

  • 39℃前後の発熱
  • 頭痛
  • 嘔吐

など、インフルエンザに近い症状が出ます。

 

免疫力が低い人の場合は

さらに重い症状が出る危険性があり、

3週間ほどの長い潜伏期間の後、

  • 髄膜炎
  • 敗血症
  • 意識障害
  • 痙攣

などの症状に発展することも。

 

もし、重症化した場合には

20%〜30%という高い致死率となります。

 

とはいえ、

普通の人であれば免疫がしっかりしているため、

感染しても症状が出ることはほとんどありません。

 

「一安心」と言いたいところですが、

次のような方は注意が必要です。

 

リステリア菌による食中毒にかかりやすい人

  • 妊婦(胎児)
  • 新生児
  • 高齢者
  • 基礎疾患を持っている人

 

基礎疾患とは、

  • 慢性呼吸器疾患
  • 慢性心疾患
  • 慢性腎疾患
  • 糖尿病
  • 高血圧

などを指します。

 

これらの方は健康な成人と比較した場合、

100~1000倍もリステリア菌による

食中毒にかかりやすいという

研究結果まであります。

 

リステリア菌が妊婦に感染するとどうなる?

妊婦の方が感染してしまった場合、

  • 発熱
  • 悪寒
  • 背部痛

などの症状も見られます。

 

また、

胎盤を通って胎児も感染してしまい、

流産や早産及び死産を引き起こすこともあります。

 

そして、リステリア菌は新生児の脳も攻撃するため、

肝機能が低下し、黄疸などの後遺症が残ることも。

 

メロンがリステリア菌に汚染された原因は?

今回のオーストラリア産汚染メロンの原因は

発表されていませんが、

 

2011年のアメリカの事例では、

メロンを出荷した農場に責任があったとして、

農場経営者の兄弟が業務上過失致死で

逮捕されています。

 

土にもリステリア菌は存在しているので、

農場の土とメロンの衛生管理を怠っていた

ということでしょう。

 

今回のオーストラリアの件も

おそらくそれに近い原因なのではないでしょうか。

 

とはいえ、

日本に輸出されたメロンは

洗浄作業されているようなので、

リステリア菌が残っている危険性は

低いみたいです。

 

リステリア菌の検査や予防法や治療について

  • 妊婦(胎児)
  • 新生児
  • 高齢者
  • 基礎疾患を持っている人

などの方で疑わしい症状が出た場合は、

すぐにかかりつけの病院に相談し、

検査してもらいましょう。

 

リステリア菌の予防のためには、

 ①食肉・鶏肉を長期間保存する場合は冷凍し、食べる前には十分な加熱をする。

 ②生野菜は、食べる直前に十分水洗いする。

 ③生肉やチーズは、冷蔵庫内で他の食品と分けて保管する。

 ④殺菌していない生の牛乳や加工品は避ける。(特に外国で牛乳を飲む場合は殺菌していることを確認しましょう。)

 ⑤生の食品を取り扱った包丁、まな板等は十分洗浄する。

 ⑥リステリア菌は、低温下でも生存しているので、冷蔵庫での長期保管には注意する。

 ⑦加熱用チーズの生食は、避ける。

引用元:http://www.toholab.co.jp/info/archive/1624/

などの対策が重要です。

 

加えて今回のような場合は、

念のためメロンの産地をしっかり見てから買う

ということも徹底しておきたいですね。

 

とにかく、

リステリア菌にかかる恐れのある方は

  • 食材や調理道具をしっかり洗う
  • 生食を避け、しっかり火が通ったものを食べる

ということを心がけていきましょう。

まとめ

  • 2018年4月、オーストリア産メロンがリステリア菌に汚染されていることが明らかに
  • リステリア菌は食中毒を引き起こす細菌で、重症化すると20%〜30%で死に至る
  • 感染初期はインフルエンザに似た症状
  • 深刻になると、髄膜炎、敗血症、意識障害、痙攣などを引き起こす
  • 免疫の正常な成人にはほとんど感染しない
  • 妊婦(胎児)や高齢者、新生児、基礎疾患を持った人がかかりやすい
  • 農場の土が汚染されていた?
  • 疑わしい症状が出た場合はかかりつけの病院で診察
  • 生食は避けて、食材や調理道具をしっかり洗う

 

不安を掻き立ててしまうような内容でしたが、

今回日本に入ってきたオーストラリア産メロンは

しっかり洗浄されているようなので

危険性は低いようです。

 

リステリア菌にかかりやすい方は

念のため避けるというスタンスで

いいのではないでしょうか?

 

メロン以外にも、

火を通さず食べるものは注意してください。

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