駿河湾深海で新たに見つかった
新種生物「スルガビクニン」をご存知ですか?
文明がガンガン発達している21世紀ですら、
今まで見つかっていなかった
新種の深海生物が見つかるんですよ!
「深海の未知は宇宙の謎に匹敵する」みたいな
ことも言われているぐらいですから、
ホント深海にはロマンが詰まっていますよね~!
得体の知れない深海魚が大好きな私としては、
今回のスルガビクニンへの興味もビンビンですよ!
そこで今回は、
- スルガビクニンの生態
- スルガビクニンの食べている餌
- スルガビクニンの体がゼリー状になっている理由
など、謎だらけのスルガビクニンについて
調査と予想を交えながらまとめてみました!
目次
スルガビクニンの生態は?
スルガビクニンという命名のとおり、
静岡県の伊豆半島先端にある、
駿河湾で見つかった
クサウオ科に属する新種の深海生物です。
発見したのは、
東海大海洋学部の福井篤教授の研究室。
水深1450~1570メートルの
深海で見つかったようですね!
見つかったスルガビクニンの
体長は約82.6ミリで
100円ライターと同じくらいのサイズ。
深海生物は水圧の関係で大きくなりにくいみたいなのを
聞いたことはありますが、
スルガビクニンもかなり小さい生物ですね~。
体は鱗(うろこ)がなく、
ゼリー状の皮膚で覆われているようです。
スルガビクニンの食べている餌は?
スルガビクニンは見つかったばかりで、
詳しい生態や何を食べているかなどは
分かっていないことが多いようですね!
ですが、食べているエサについては
同種族の生物、口や歯の構造が
大きなヒントになると思うんですよね~。
そこでスルガビクニンの食べているエサについても
予想してみました!
ヒント①.親戚(?)であるシンカイクサウオの食べているエサ
大体どんな生物でも
似たような種族なら
同じようなエサを食べていることが多いはず。
スルガビクニンの親戚(?)にあたる
シンカイクサウオは
深海のエビや甲殻類などを食べているようですね。
https://twitter.com/TottotoNero/status/632364899201449984
(オタマジャクシに似てますね…w)
と、いうことはスルガビクニンも同じように
深海のエビや甲殻類をエサにしているのかも。
②.スルガビクニンの口や歯の形
スルガビクニンの画像を見ると、
歯(?)みたいなものがありますね。
プランクトンを主食としている生物なら、
歯は必要ないはず。
と、いうことは
深海のエビや甲殻類などを食べている
という予想の信憑性は上がるかもしれませんね。
続報があればまた追記していきたいと思います!
スルガビクニンの体がゼリー状になっている理由は?
スルガビクニン以外にも深海魚は
ゼリー状の体を持っているものが多いですよね~。
深海は物体にかかる水圧が凄まじく、
水深1000mの深海では、
1平方センチに100キロの力がかかると言われています。
金庫や金属バットでもひしゃげてしまうほどの
力がかかっているわけです。
中でも水圧に特に弱いのが気体。
つまり、空気を含んでいる体は
あっという間に潰れてしまいます。
そのため、深海魚は浮き袋などを持たず、
水圧で潰れにくい特殊なたんぱく質(脂)
=ぶよぶよゼリー状の体を持っている生物が多いんですね~。
まとめ
- 駿河湾深海で見つかった新種深海生物「スルガビクニン」
- 水深1450~1570メートルの深海で見つかった
- うろこはなく体はゼリー状
- 深海のエビや甲殻類などがエサ?
- 水圧がすさまじい深海ではゼリー状の皮膚を持つ生物が多い
得体の知れない生物満載の
深海最高!!!
スルガビクニンの研究ももちろんですが、
もっと人間が予想できないような
謎の生物が見つかってほしいですね~!
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