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旭山動物園で初!ユキヒョウの赤ちゃん、順調に成長中
2016年6月26日、旭山動物園で一般公開されたユキヒョウの赤ちゃん。
白くて美しい体毛、蒼くて澄んだ瞳、ピンッと立った凛々しい耳。
ウニャアーーーッ!!!可愛いよぉ〜ッ!!!
今回、一般公開されたのは旭山動物園の「ジーマ」が2016年4月19日に出産した赤ちゃん。
お父さんは2010年に札幌市の円山動物園からやってきた「ヤマト」です。
ジーマの出産は今回が初めてではなく、2015年にも出産を経験していました。
- 2015年に産まれた赤ちゃん(1頭のみ)→翌日死亡
- 2016年今回出産した赤ちゃん(2頭)→数日後1頭は死亡。1頭は無事成長中。
このようにユキヒョウの赤ちゃんは産後に死んでしまうケースが多く、
ユキヒョウの赤ちゃんが無事に生育しているのは旭山動物園では初めてのこと。
今回はユキヒョウについて、
- ユキヒョウとはどんな動物?
- 旭山動物園での出産時・出産後・生まれてすぐの様子
- 【衝撃】ネコと思って飼ってたらユキヒョウだった
などお伝えさせていただきます。
ユキヒョウとはどんな動物?
- 食肉目・ネコ科
- 体長:100~150cm 尾長:80~100cm 体重:♂45~55kg ♀35~40kg
- ヒマラヤなどの標高2000~6000mの高山に生息している
- 生息数は世界で4,000頭~6,000頭。20年間で約20%減少している
- ヒツジ・ヤギ・シカの仲間・ネズミ・小鳥類を狩る
- インド・モンゴル・ネパール・パキスタン・ロシア・中央アジアなどに生息
- 雪の上などの寒いところで生活するために、足の裏にも毛が生えている
ユキヒョウは幻(まぼろし)の動物!?
- 人間が普段立ち入らないような寒くて標高の高い山に生息している
- 群れを作らず単独で暮らしている
これらの理由からなかなか人の目に触れることはなく、
野生のユキヒョウは「幻(まぼろし)の動物」と呼ばれていたそうです。
40年ほど前まで野生のユキヒョウは写真におさめることすらできなかったとか。
高いカムフラージュ能力
ユキヒョウが見つかりにくいもう一つの理由が、高いカムフラージュ能力。
夏場は細かい黄色と灰色がかった体毛で岩場や砂地に溶け込むことができ、
冬場は白い毛皮に生え変わり、雪の中に溶け込むことができます。
>>カモフラージュの天才ユキヒョウ!画像に隠れたユキヒョウを見つけられるか? ENIGME
>>「ユキヒョウ」という動物について知っておきたいこと 動物を知り、動物を愛す
ユキヒョウが絶滅危惧種になった理由
- 美しい毛皮を狙った密猟によって、絶滅寸前まで数が減ってしまった
- 気候変動によってユキヒョウが住める山が減っている
- 自然界にいる獲物が減り、ヤギなどの家畜を襲う→人間に「害獣」として駆除される
- ユキヒョウの生息地(ヒマラヤなど)に人間が住み始め、ユキヒョウの住むところがなくなってきている
今では保護活動によって少しずつ数が増えつつありますが、いまだに毛皮を狙った密猟は後をたちません。
【動画】ユキヒョウの赤ちゃん出産時・出産後の様子
- 出産時の様子
- 出産後の様子
- ユキヒョウの赤ちゃん、産室での様子
これらの動画が旭山動物園の公式サイトにアップされています。
「この赤ちゃんに会いたい」という人は午前中に旭山動物園に行けば会えるかもしれません。
ただ、赤ちゃんの体調によっては時間帯の変更やお休みの場合もアリ。
そのような場合は旭山動物園公式サイトにて当日朝に告知されるそうです。
【衝撃】ネコと思って飼ったらユキヒョウだった
2008年に起きた衝撃のエピソード。
ウイグル地区に暮らす牧畜民がネコ2匹を拾って育て始めたところ、みるみるネコのサイズを越え、エサ代が大変なことになってしまったという。
>>猫と間違え飼われたユキヒョウ、当局が保護し野生へ―新疆ウイグル自治区 Record China
モフモフに育ったユキヒョウを見てると非常にうらやましいですが…。
やはり野生動物を飼うのは大変みたいですね。
旭山動物園に生まれたユキヒョウの赤ちゃん まとめ
- 旭山動物園でユキヒョウの赤ちゃんが無事に育っているのは初めて
- 2016年6月22日に一般公開された
- 午前中に行けば会えるかも(赤ちゃんの体調によって変更あり)
- ネコと間違えて飼われていた事例もある
- ユキヒョウは可愛い
あっという間に大きくなるんだろうな〜。
この赤ちゃんがすくすくと育ってくれるのが楽しみですね!
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