黒いキツネ!北海道に現れた突然変異種!?アイヌでは天災の前触れとも…

黒いキツネ 突然変異 メラニズム

黒いキツネ 突然変異 メラニズム

「黒いキツネ可愛い過ぎる!」

幻の黒キツネ!

2017年5月4日、

北海道帯広市の「とかち帯広空港」の

周辺で目撃されたことで話題になっています!

 

専門家の話によると、

キタキツネの突然変異と見られていますが…。

 

実は、黒いキツネが見つかったのは

今回が初めてではありません。

 

2011年、2013年にも見つかっていたのです。

https://twitter.com/mihachi0306/status/405501466418225152

アイヌ民族の間では、

黒いキツネにまつわる言い伝えもあるようで…。

 

今回は、

  • 黒いキツネとは!?アイヌでの伝承によると…
  • アルビノの逆!?黒い突然変異!メラニズムとは?
  • 超カッコいい!メラニズムの動物たち!人間にも!?

などをまとめてみました。

黒いキツネとは!?アイヌでの伝承によると…

北海道の先住民族「アイヌ」の間では、

黒いキツネのことを

「クンネチロンノップカムイ」と呼び、

神として崇(あが)めていたそうです。

 

マンガの「ゴールデンカムイ」に

出てきそうな名前ですねw

 

また、アイヌに伝わる民謡では、

黒き狐が月を食べる
そして天災がやってくる
災いの黒き狐を
災いの黒き狐を
小さい兎が大きくなる
災いの黒き狐が
災いの黒き狐が
黙りなさい
人になりなさい

このように唄われており、

良くないことが起こる兆しとも

言われています。

 

黒猫やカラスもそうですが、

人間は黒い動物に対して

どこか不吉な印象を

持ってしまうようです。

 

アルビノの逆!?黒い突然変異!メラニズムとは?

黒いキツネが生まれてくる

原因といわれているのが、

アルビノの逆の現象

「メラニズム」です。

 

「ほくろ」ができる原因にもなっている

「メラニン色素」

 

このメラニン色素が先天的に

異常に多い個体がメラニズムとなり、

全身が真っ黒になるという原理です。

 

超カッコいい!メラニズムの動物たち!人間にも!?

メラニズムの動物について

まとめられているのが

以下のyoutube動画

やっぱり、一番カッコいいのは

黒いライオン!

黒いライオン メラニズム 突然変異

「百獣の王」以上の存在、

「百獣の帝王」といった風貌ですね!

 

そして、本物のブラックスワンw

ブラックスワン メラニズム 突然変異

 

実は動物だけでなく、

人間にもメラニズムの人がいます。

 

特に有名なのが、

「コウディア・ディオプ」さん

 

黒人の中でも一際黒い肌を持って産まれた

コウディアさん。

 

心無いイジメを受けながらも、

「メラニンの女神」とまで称される

唯一無二の人気モデルとなりました。

 

参考:笑うメディアクレイジー

まとめ

  • 2017年5月4日、幻の黒キツネが北海道で見つかった
  • 2011年、2013年に発見され話題に
  • アイヌ民族は黒キツネを「クンネチロンノップカムイ」と呼び、良くない兆しの象徴としている
  • アルビノの逆「メラニズム」という先天的異常が原因と考えられている
  • キツネだけでなく、様々なな動物にメラニズムは見られる。
  • 人間にもメラニズムの人はいる。モデルの「コウディア・ディオプ」さん

 

不吉の象徴だろうが何だろうが、

黒い動物はカッコいい!!!

 

一度は間近でお目にかかりたいものですね。

 

2017.10/5追記

またまた話題になってますね、黒いキツネ!

こちらは2017年9月23日、

北海道知床半島で見つかったようです。

 

冒頭で述べたように4ヶ月前には

帯広市で見つかっていたのですが、

帯広と知床の距離は実に約250km!

同じ個体なのか、それとも新たな突然変異なのか…。

 

関連記事:【アルビノ狩り】白い黒人達がアフリカマラウイを中心に絶滅危機!その悲しすぎる理由とは?

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1 COMMENT

まかまかじん

私は以前、帯広空港の近くに住んでいましたけど、帯広空港から広尾線道路にかけて、特に途別川を中心とした一帯は黒い毛の割合が多い、いわゆる銀ぎつねが縄張りにしている場所でした。
五年くらい前は後ろ足をけがしている銀ぎつね、二、三年前までは黒い毛の割合が多い銀ぎつねをよく見かけていましたね。

この記事に出てくる黒狐はおそらく銀ぎつねたちの子供か子孫ではないでしょうか?

余談ですが、漫画「銀の匙」の舞台として有名な帯広農業高校周辺は赤い毛並みのキツネたちの縄張りでしたwww

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