「佐川の英断!?」
ネットでの買い物が
拡大を続ける中、
負担増となっているのが
配達業で働く人達。
過酷さからドライバー人員の確保も
ままならない状況の中、
佐川急便が週休3日制を導入するという
英断を発表しました!
(まずは東京都と山梨県で試験的に…
ということらしいですが)
- 代わりに給料は減る?
- 休日に兼業してもいいの?
- 週休3日制は企業側にもメリットあるの?
など気になることだらけでしたので、
まとめてみました!
目次
週休3日で給料も減る?
「週休3日制は素晴らしいけど、
代わりに給料も減るんじゃないの?」
こう疑わずにはいられません。
しかし、2017年6月6日の
日本経済新聞の記事によると、
給与水準は週休2日制の場合と同程度
引用元:日本経済新聞
となっています。
週休2日制、
東京勤務の正社員で
18万~26万円。
少なくともこの給与額と
大きくかけ離れるということはなさそうですが、
残業が少なくなるため、
実質手取り額は
若干少なくなるそうです。
ボーナスや昇給は従来どおり
成果に応じて決定されます。
副業もOKなのか?
またまた日本経済新聞の記事によると、
休日は他の仕事との兼業も認める
引用元:日本経済新聞
兼業OKとすることで、
「休日に特に予定はない。
給料以上にもっとお金を稼ぎたい!」
という人にも働きやすい環境ですね!
週休3日制が企業にもたらす3つのメリット!
近年、日本でも取り入れる企業が
徐々に増えつつある週休3日制。
仕事が追いつかず、
違法残業が横行する企業もある中、
週休3日制には
どのようなメリットがあるのでしょうか?
メリット1.人手不足の解消
今回、佐川急便が週休3日制を
導入する1番の理由が
「人手不足の解消」
実際、週休2日と変わらぬ給料で、
週休3日の仕事で募集があれば、
「就職したい」と思う人は殺到するはず。
ハローワークの求人票でも
給与の次に確認するのが、
年間休日日数の欄ですからね。
メリット2.離職率の低下
「ガス抜き」と言えば
聞こえが悪いですが、
週休3日にすることで社員は、
- 家族との時間が増える
- 趣味に費やす時間が増える
- 旅行に行く機会が増える
など、仕事のストレスを解消する
機会が多くなります。
結果的に企業への不満も小さくなり、
「すぐに退職」という選択肢を選ぶ
社員は確実に減るのです。
メリット3.モチベーションが上がる=効率と顧客満足度も上がる
なんだかんだ言っても、
人間は感情の生き物。
「花金」という言葉があるように、
「明日も仕事か…。しんどいな。」
と思いながら働くのと、
「今日頑張れば、明日は休み!」
と思いながら働くのでは
モチベーションが大きく違います。
やる気が上がれば効率も上がり、
お客さんにもポジティブな印象が伝わります。
結果的に、
企業にとっての利益に
繋がるということも多いはず。
週休3日制を導入している企業は?
すでに週休3日を導入している、
もしくは導入を検討している企業を
まとめてみました!
①.勤務時間集中型
勤務時間の総計は
週休2日と変わりませんが、
その分休みが増える企業がこちら
- ファーストリテーリング(ユニクロ)
- ウチヤマホールディングス
- 株式会社トットメイト
②.給与削減型
一定割合で給与が減る分、
休みが増えるのがこちらの企業
- yahoo!ジャパン
- KFCホールディングス(ケンタッキーフライドチキン)
- 日本IBM
※yahooは今後、人工知能などの発展に伴い、
給与据え置きで週休3日を
実現する見通しもあるそうです。
③.給与据え置き型
給与は週休2日と同等、
その上週休3日を
導入しているのがこちらの企業。
- 株式会社サタケ(2018年から導入予定?)
- 株式会社シグナルトーク(2017年6月5日から導入)
まとめ
- 佐川急便が週休3日制の導入を発表
- 試験的に東京都と山梨県で始める
- 給与は週休2日と同程度、休日の副業もOK
- 週休3日制のメリット「人手不足解消」「離職率低下」「モチベーションアップ」
ヤマト運輸でも同様に
週休3日制の導入を
検討しているそうです。
今後、全国の佐川急便にも
他業種の企業でも
広がってほしい取り組みですね!
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