思わず「うおっ!」って声が出ましたよ!
2017年8月17日、
琉球大の伊沢雅子教授らのチームが
長崎県対馬で野生で生きているカワウソを
撮影したと発表。
日本における野生のカワウソの
目撃例は38年前(昭和54年)が最後。
さらにさらに!
今回、長崎県対馬で撮影されたカワウソは
2012年8月に絶滅種に指定された
日本独自の固有種
「ニホンカワウソ」である可能性も!
本当にニホンカワウソなら凄いことですよ。
「絶滅したと考えられていた生物が
生き残っていた」ってことですからね!
しかし、この見つかったカワウソは
本当にニホンカワウソなんでしょうかね?
今回は、
- 長崎県対馬で撮影されたカワウソは本当にニホンカワウソ?
- 愛媛県「ニホンカワウソはまだ絶滅していない」
などをまとめました!
長崎県対馬で撮影されたカワウソは本当にニホンカワウソ?
琉球大の伊沢教授によると、
「体の形や顔立ちからカワウソで間違いない」
引用元:産経WEST
どうやら、カワウソであることは間違ない様子。
ただし、
ニホンカワウソであるかどうかは
まだ調査中のようですね。
今回、カワウソが長崎県対馬で
見つかった原因について、
3つの仮説が考えられています。
- ニホンカワウソは絶滅しておらず生き残っていた
- ユーラシアカワウソが約50キロ離れた韓国から海を渡ってきた
- 人間が島に持ち込んできた
まず、⑵の海を渡ってきたについてですが、
泳ぎが得意なカワウソとはいえ、
50キロも無事に泳ぎきれるものですかね???
それだと、海辺でどこからか泳いできたカワウソが
見つかるケースも多い気がしますが…。
と、なると⑴か⑶に絞られそうですが、
対馬島内ではカワウソのフンも
確認されています。
このフンは朝鮮半島や中国などに生息する
ユーラシアカワウソのものではないかと
見られているそうなので、
ニホンカワウソである可能性は低くなりますね…。
⑶の仮説、
誰かが朝鮮半島あたりから持ち込んだ
可能性が最も有力だと予想します。
…。
ニホンカワウソであってほしいですけどね〜。
愛媛県「ニホンカワウソはまだ絶滅していない」
国がニホンカワウソを絶滅種に指定している中、
「まだ絶滅していない」
と信じ続けているのが、愛媛県。
RED DETA BOOK EHIMEでは、
絶滅種ではなく、
絶滅危惧1A類(CR)に指定されています。
たまに愛媛の田舎の方で
ニホンカワウソらしき目撃例があったからですね。
今回対馬で見つかったカワウソが
ニホンカワウソならば、
「愛媛県が正しかった」
ってことになりますねw
まとめ
- 長崎県対馬で野生のカワウソが撮影された
- 日本国内での野生のカワウソ目撃例は昭和54年が最後
- 今回見つかったカワウソはユーラシアカワウソの可能性が高い?
- 未だにニホンカワウソを絶滅種に指定していない県「愛媛県」
「絶滅したと思われていた生物が
人知れず生き残っていた」
なんともロマンのある話です。
もし、野生のカワウソを見つけたら。
餌をあげたり捕まえようとせず、
そっと見守り、
地元の自治体に情報提供してあげてください。
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