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谷口愛から学ぶ。人生逆転のためにすべきこととは
10代で借金4000万。15歳でホステスとして働き始めたというエー・アイ・クリエイションの代表取締役 谷口愛さん。
2016年3月28日に放送された『私はワケあり成功者〜ドン底からの逆転学〜』というTV番組で紹介されたその過去と成功への哲学には多くの人が学ぶべきヒントがあります。
谷口愛とはどんな人物なのか?ドン底だった少女時代
- 谷口 愛(たにぐち あい)
- 1968年生まれ(2016年時48歳)
- 兵庫県芦屋出身(生まれは神戸)
谷口さんが小学校3年生の時、父親が手がけていた事業が失敗。さらに父親はそのまま家族を残して失踪。
喫茶店を経営していた母までもが経営に失敗し、家族に残ったのは4000万円というあまりにも巨額の借金でした。
少しでも借金を返すため、中学を卒業後に年齢を偽り、15歳からホステスで働き始めた谷口さん。
うまく仕事がこなせずに失敗し、泣き崩れることも。
「自分はなぜこうなのか」と自信を失いながらもホステスとして働き続けたそうです。高校に通うこともできずに…。
「どん底だった。ここからなんとかはい出したいと思っていた」そう語る彼女がこのどん底から抜け出るために必要と思ったもの。
それは「勉強」でした。
中卒で夜の仕事に落ちてしまうと、這い出すことが難しい。
しかし、現状では進学できるチャンスはない。どうすればいいのか…。
そんなときに、ある人生を変える出会いが訪れます。
17歳の頃、ある人と付き合うことになった谷口さん。実は彼はヤクザの親分だったのです。
そうとは知らずにいた谷口さんに親分は1000万円を出してくれました。全ては彼女が学校に行けるようになるために…。
この支援のおかげで借金は完済し、ホステスも辞めることができた谷口さん。
その後は昼間の仕事につき、通信制の県立青雲高校、神戸市の女子大などで熱心に勉学に励んでいきました。
当時の旦那さんがアメリカのフロリダ州に異動が決まると、34歳で名門私立大学であるステットソン大学に入学など、凄まじい努力と行動力で人生を変えていきました。
ステットソン大学では、言葉の壁に苦しみ最下位付近だった成績も、卒業時にはなんと首席にまで上り詰めました。
ホントにすごいな…。
現在は中東の女性企業家に
2005年にステットソン大学を卒業後は日本に帰国し、事業を展開。
中東の商品を日本に紹介したり、ドバイでの日本企業の進出支援などを行う株式会社エー•アイ•クリエーションを2009年に設立。
日本の美容+サプリメント+医療をドバイ、アブダビをはじめとした湾岸諸国へと展開し、またUAEの美容+サプリメント+医療を日本へと展開させてまいります。 引用:エー・アイ・クリエーション代表メッセージ
借金4000万から大成功できた秘訣とは?
時間は平等に与えられていると信じていた
貧乏人にもお金持ちにも平等に与えられているのは、時間という最も重要な資産。時間があれば失ったお金を取り戻すこともできるが、お金を払って時間を取り戻すことは誰にもできません。
谷口さんに限らず、成功者と呼ばれる人は時間の大切さを身にしみて知っています。
人生の中でただ垂れ流す時間がどれだけあるでしょうか?
- なんとなくボーっとテレビを見ていた時間
- やるべきことを「いつかやらなきゃな…」と言いながら動けなかった時間
- 自分にとってどうでもいい相手と多くの時間を過ごし、本当に大切な人との時間を確保しようとしなかった
- やりもせずに諦めモードでやりたくもない仕事で塗りつぶした日々
人生は時間の集合体です。
「なんとかなるというか、なんとかする。」
本当に力強いメッセージです。なにがなんでも自分が自分の人生を切り開くという意思を感じます。
借金があろうが、裏切られようが、低学歴であろうが、自分でなんとかしてやる。
他人や周囲の環境にせいにせず、自分ができることを必死にやる人間に不可能などないのかもしれません。
どん底からでも人生は逆転できる。
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