アマミヨコミゾドロムシという虫を知っていますか?
2017年3月に鹿児島県奄美大島で
見つかったこの生物は、
ヨコミゾドロムシ属の
新種であることが明らかになり、
大きな話題となっています!
見事発見したのは、
岐阜県岐阜市の公務員上手雄貴さん(39)
そんな新種生物
「アマミヨコミゾドロムシについて
色々気になる!」
ということで今回は、
- アマミヨコミゾドロムシの学名
- アマミヨコミゾドロムシの生態
- 奄美大島の世界自然遺産登録にも影響アリ!?
などをまとめました!
アマミヨコミゾドロムシの学名
学名:Leptelmis torikaii
和名:アマミヨコミゾドロムシ
学名についている、
「torikaii(トリカイ)」の由来は…
なんと、鳥飼さん!
奄美大島に住んでらっしゃる、
鳥飼否宇さんという方が、
アマミヨコミゾドロムシ発見の手助けをした
ということで、ついた名前だそうです!
仰天するほど嬉しい知らせが届きました。新発見された昆虫になんとワタシの名前がついたのです。学名Leptelmis torikaii、和名はアマミヨコミゾドロムシ。ワタシが横溝正史賞でデビューしたこととは関係ありません。場所を案内しただけで、虫捕りの手伝いもしなかったのに、ありがとう上手雄貴くん。 pic.twitter.com/PbbyFLECvq
— 鳥飼否宇 (@hiutorikai) December 22, 2017
後世にまで自分の名前が残るのは嬉しいですね〜!
ちょっと気恥ずかしい気もするけど…w
アマミヨコミゾドロムシの生態
ただでさえ絶滅が危惧されている
ヨコミゾドロムシですが、
琉球列島で発見されたのは初めてのこと!
そんなアマミヨコミゾドロムシは
体長は2.23~2.62ミリで、全身は黒色。
通常のヨコミゾドロムシと比べると
- ヨコミゾドロムシより小型
- 脚が赤みを帯びている
- 頭部の呼吸器と雌の生殖器の形が異なる
- 沢の浅瀬のみで確認されている
などの違いがあるようです!
細かな違いを見分けられるってスゴイですね!
似ている虫は全部同じに見えてしまう…w
今日採集したヨコミゾドロムシ。 pic.twitter.com/wqaIwNybD1
— センセー (@Leptelmis138) April 5, 2016
奄美大島の世界自然遺産登録にも好影響!?
豊かな自然の宝庫であり、
絶滅危惧種の生息地としても
知られている奄美大島。
そんな奄美大島は、
- 平成25年1月「奄美・琉球」としてユネスコの世界遺産暫定一覧表に記載することが決定
- 同年12月奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島が登録候補地として選定
- 平成29年2月世界遺産登録推薦書をユネスコ世界遺産センターに提出
- 同年3月環境省により登録の前提となる奄美群島国立公園の指定
など、着々と世界自然遺産登録に向けて
突き進んでいます。
そんな中で発見された新たな新種
「アマミヨコミゾドロムシ」
必ずや奄美大島の世界自然遺産登録も
後押ししてくれることでしょう!
まとめ
- ヨコミゾドロムシの新種「アマミヨコミゾドロムシ」が奄美大島で発見された
- 発見したのは岐阜県岐阜市の公務員上手雄貴さん
- 学名はLeptelmis torikaii
- 学名のtorikaii=トリカイは、発見の手助けをした鳥飼否宇さんの名から
- 体長は2.23~2.62ミリで色は黒
- 通常のヨコミゾドロムシとの違いもいくつか確認されている
- 奄美大島の世界自然遺産登録にも好影響があると見られる
いまだに新種の生物が見つかる、奄美大島!
まさに日本が誇る自然の宝庫ですね!
いまだに地球上には人間が発見していない
生物がたくさんいるかと思うと、
ワクワクします!
次はどんな生物が見つかるのやら〜
コメントを残す